中華製部品との付き合い方。時代の流れに逆らわない

 創業してから数ヶ月、中華製部品に向き合う事が多くなりました。今はまだ前職の時のようにオリジナルの製品が無いので当然なのですが、この3年程でハーレー用パーツのコピー品、オリジナル品、共に中華製部品の参入が加速する中、どうにもダメな製品や誤ったパッケージ内容等に多々遭遇してきました。

 

 そんな中でも、画像の製品のような良くできている製品もあり、良否を早い段階で判断できれば返品が可能な場合もあります。リスクはゼロではないものの、ユーザーにとってはコストを抑えてカスタムを楽しむ事ができる良い環境だと感じています。

 最近では良い製品を安価で入手できた時の達成感と共に、モノづくりに対する虚しさも感じている事に気づきました。

 

 僕たちのような弱小零細企業は大金を投じて同じ土俵で競う事は到底できないし意味も無い。だからと言って過度に手間をかけた部品やサービスで会社を維持できるのか… やってみないと分かりませんが、カスタムをお仕事の一つとしている僕たちでも、機能部品以外でお金をかけてあれこれ手を入れるのはあまり勧めたくないんです。

 

  FLTR用のフェアリングエクステンション 略称チンスポ


 

 

 

 

 

 

 

 

 付属品や取り付け穴の位置など多少の修正が必要ですが、それを加味しても十分お値打ち品です。これで次からは予め修正してから組み付けられます。

 

 正規の販売者側からすると理由を付けて安物を否定したいのも理解できます。でも何の縛りも無い僕は、これで良くない?と思えるものなら勧めたい。この手の部品の出現はどうにも止められない流れです。

 

 適材適所、使えるモノ、だめなモノを見定めてうまく付き合っていけるノウハウをお勉強している真っ最中です。

  中華製部品を試してみようと考えている方は一度ご相談下さい。